ウィルムス腫瘍って何?

ウィルムス腫瘍は、腎芽腫といい、腎に発生する腫瘍です。

 

発症年齢は5歳以下に多く、そのほとんどは3歳以下の子供に多く見られます。

 

大人がかかる心臓ガンとは全く異質なものです。

 

人の体には2つの腎臓がありますが、ウィルムス腫瘍が両側の腎臓に発生するのは全体の5%程度、稀に腎以外の部位にも発生することがあります。

 

小児にウィルムス腫瘍が多いのは、胎児期の後腎芽細胞を発生母地と考えられているからです。

 

ということは、先天性の染色体異常が原因の生まれつきの病気ということがいえます。

 

小児のガンということになりますが、症状といえば、腹部のしこりがある、腹痛を訴える、そして血尿などです。

 

腹部のしこりなどは親などが一緒にお風呂に入っているときや抱っこをしたときに触るといった感じで偶然見つけたということが多いようです。

 

また、外傷がきっかけが発見されることもありますが、少し強く腹を打ったときに、維持うに痛がったりするときは、ウィルムス腫瘍内の出血などが原因だと考えられます。

 

先天性のガンとして合併症も気になるところですが、無虹彩、精神発達遅延、泌尿器などの奇形を伴うこともあります。

 

また、身体の過成長や肥大といったこともあるようです。

 

子供のガンというのは、親としては悲しいことですし、なんとしても救ってあげたいと思うことですが、ウィルムス腫瘍は、比較的治りやすいガンで、現在の治癒率は約9割という高い数字を誇っています。

 

また、肺などへの転移が心配されていますが、病理検査の結果次第では、治療はうまくいくという報告もあります。