特発性心筋症とは?
特発性心筋症とは、原因がはっきりしていない心筋症のことを指し、拡張型心筋症や肥大型心筋症などは、特発性心筋症に分類されます。
拡張型心筋症は、心筋の収縮の低下により、心室の壁が薄くなり、心臓の内部が拡張するのが特徴です。
心臓のポンプ機能が低下するわけですから、倦怠感やむくみなどの症状がおき、心臓内に血栓を生じて脳梗塞になることもあります。
肥大型心筋症とは、心室の壁が厚くなることにより、血液の送り出しがうまくいかなくなったり、普段は全く異常はなくとも突然死にいたるという恐ろしい病気です。
この2つの心筋症は、特発性心筋症の中でも二大心筋症といわれる代表的なものです。
これに対し、特定の原因が分かっているものは、特定心筋症といいます。
特発性心筋症の症状としては不整脈・疲労感・呼吸困難・浮腫などが挙げられます。
特発性心筋症は、心電図や超音波エコーの検査で発見できることが多いですから、心臓に異常を感じた際には、すぐに医療機関へ行くことが早期発見に結びつきます。
又、心筋症は遺伝子の異常という観点からも注目されていて、家族内で心筋症と認められている方がいらっしゃる場合、自分もその危険があるとの認識を持つことも大事です。
ここ20年、心筋症の医療現場は飛躍的な伸びを見せています。
手術しか助かる道がないことでも投薬でその症状を抑えるなど、早期発見であればあるほど恐ろしい病気ではないということも言われています。
しかし、特発性心筋症の場合、原因不明ということが気になる部分ですから、医療研究が急がれます。